非凡な宮廷画家・アルチンボルドの作品を鑑賞する。

地元にある博物館でアルチンボルドの作品が見られると聞いて行ってきました。
アルチンボルドは16世紀頃に活躍したイタリア出身の画家。
動物や植物をいくつも組み合わせて描かれた不思議な肖像画が有名な方ですね。
アルチンボルドの名前を知らなくても絵は一度は見たことがある、と言う方も決して珍しくないはず。
神聖ローマ皇帝に仕え、数多くの素晴らしい作品を生み出したアルチンボルド。
細部まで隙のない美しさがあり、ユニークであり立体的でありリアルであり刺激的であり。
一枚の絵を見ただけでも彼の並外れた才能が感じられると思いますね。ハプスブルク家の方々に気に入られていたのも納得です。
今回の展示で鑑賞出来て特に良かったと思うのは私は「ウェルトゥムヌスに扮したルドルフ2世」ですね。
67種類もの花や果物、野菜を寄せ集めて描かれた神聖ローマ皇帝の肖像画です。
肖像画のモデルであるルドルフ2世はこの作品を甚く気に入って、アルチンボルドは貴族の称号をもらったそうです。
実際にアルチンボルドの絵を見て思ったのは、彼の作品って一枚一枚を時間をかけてまじまじと見たくなるんですね。
本当に精妙に描かれているから、近付いて細部の美しさを確認したくなります。
彼の作品をまさか地元の博物館で見られるとは思っていなかったから、嬉しかったですね。貴重な体験が出来ました。